セラミス・グラニュー

ハイドロカルチャー講座

ハイドロカルチャーに最適な植込み材は?ハイドロボール、ネオコール、セラミスグラニューどれがいいのか?

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ハイドロカルチャー用の植え込み材として使われるハイドロカルチャーでハイドロボール、ハイドロコーン、レカント、セラミスグラニューなどなど。これらは同じハイドロカルチャー用の植え込み材ですが、保水力の違いから水やり方法が違います。腰水タイプと保水タイプに分かれますので、それぞれ整理しておきます。

腰水タイプ

腰水タイプでは基本的(※1)に、スポンジのように無数の細かい穴があいた体積に対して表面積が大きい多孔質のものを使います。植物を育てるうえで大切なのが、根に水分をあたえつつ、空気にふれさせて呼吸させること。多孔質の物質がもつ無数の穴は空気と水を保持することができ、容器の底に水がなくなっても、細かい穴の中に水を貯めこんでいます。即水切れを起こすというわけではありません。

底に水が無くなることで、水につかっていた根を空気に触れさせて呼吸させることができます。容器に対して5分の1程度水を入れ、容器の底の水が無くなったら2~3日待って次の水を与えるようにしましょう。

※1多孔質ではなく、ゼリーやビーダマを使うこともあります。

レカトン(ハイドロボール・ハイドロコーン)

レカトンというのが正式な名前で、ハイドロボール・ハイドロコーンは商品名に該当します。 土にくらべて軽くて清潔、洗浄する事で繰り返して使用可能となります。

レカトンは粘土を1200度高温で焼成してものです。粘土を高温で焼くことで発泡させることから、発泡煉石と言われ、多孔質であることが最大の特徴。これにより、発泡煉石中に適度な空気と水を保持することができます。また、根が必要とする栄養を取り込むために分泌する根酸の過剰に分泌された分を吸収することで、根を活性化させる作用もあります。

木炭

南洋広葉樹を焼き上げて細かく砕いたものです。レカトンと同様に多孔質であり、空気中の有害物質の吸着・脱臭効果があります。プラスイオンを吸収して、マイナスイオン放出するという説に関しては科学的な根拠はないので何とも言えません。

ゼオライト

日本名は「沸石」。天然に産出される鉱物で、日本各地で豊富に産出し、島根県などが主な産地。これもレカトン・木炭同様に多孔質であることが特徴。また、イオン交換機能という特性をもち、水を綺麗にして根腐れを防止することも可能。植え込み材として使えるだけでなく、ミリオンAのような根腐れ防止剤としても使えるので、ゼオライトのみでハイドロカルチャーができます。

ネオコール

高知県産の炭の表面を多孔質セラミックスで包んだものがネオコールという製品。

炭の機能として消臭、大気汚染物質の吸着、水質を保つなどの利点を持つ。6色(黒・赤・ピンク・茶・白・青)のカラーバリエーションと3段階(大粒・中粒・小粒)のサイズバリエーションがあり、植物と容器に併せてコーディネートすることができます。

保水タイプ

植え込み材全体で水を含むタイプです。容器の底に水がたまるのは水を与えすぎていますので、水を与えすぎたときは容器を傾けて余計な水を捨ててください。

セラミスグラニュー

セラミス・グラニュー

ドイツの山地ヴェスターヴェルト産の粘土を、800度御で燃焼させて生産した栽培用土。レカトンを上回る自重の100%以上の水を吸収・保水します。腐敗・分解することがなく顆粒土なので、目詰まりすることなく絶えず根に酸素を供給できます。レカトンでは土からの植え替えでは土を綺麗に落とす必要がありますが、セラミスグラニューでは根の土を完全に落とす必要はなく、土植えの植物の根を傷めずにハイドロカルチャー化することができます。

エコ・スギバイオ

杉の間伐材で作った特殊な形状をした杉のチップ。杉の導管の毛細管現象で水分を均一に保水し、容器の底に水をためる必要はありません。杉チップに含まれる天然の抗菌作用でカビにも強い植え込み材です。使用済みチップは水洗いして天日干しすればレカトンのように再利用可能。

こちらもセラミスグラニューと同様に土植えの植物をハイドロカルチャー化する際に、根についた土を完全に落とす必要はなく、植物の根を傷めずに植え替え可能です。

 

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